▼お雑煮▼



  元日に訪れる年神さまへ供えた品々を、朝一番にくみあげた若水とお供え物を新年の神聖な火で煮たことが、お雑煮のはじまり。年神さまと一緒にお雑煮をいただくと一年の幸をもたらすといわれています。

 稲作を中心とする地域では、餅がお雑煮の具の中心でしたが、畑作地域では、芋・そば・麦などが具の中心でした。その他の具は、その地方でとれた産物で地域色が濃くなっています。

 全国的に見ると、お雑煮は、関東風と関西風に分けられます。関東風は、切り餅を焼いた すまし汁仕立て。関西風は、丸餅を煮た 白味噌仕立て。しかし、実際には赤味噌を使う地域もあったり、あんこ入り餅を入れたりと、実にバラエティーに富んでいます。

 ちなみに、あんこ入りのお餅を入れるのは、香川県(を代表するお雑煮)。白味噌と黒あん入りのお餅でいただくそうです(どんな味になるのかしら?)。香川県に嫁いだ私の友人は、どうしてもこのお雑煮に慣れることができず、結局、毎年2種類のお雑煮をつくっていると言っていました。みなさんの地域では、どんなお雑煮がありますか?。



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