▼レジ袋の再利用と整理方法▼



 下のデータは、杉並区の報道発表(広報発表)数値をもとに書いたものです。今回、レジ袋税の条例審議にあたってチェックしてみたところ、このデータには、ちょっと曖昧なところがあり、その信憑性に少し疑問が出てきています。このため、議会でも、現在、継続審議中です(こちら)。
                                       (2001年11月10日追記)

レジ袋とゴミ
 下の表は、うちの区の「ごみの量」と「レジ袋の使用枚数」です。

年間のゴミの量(うちの区の例) 18万トン
          うち不燃ごみ 2万5,000トン
          うちレジ袋 1,700トン


 レジ袋だけでも、区内で年間最低25mプール16カ所分の1,700トンが棄てられています。その収集作業にかかる税金は、毎年約1億円ということです。

 ちなみに、その製造には、灯油タンク20万本分の約350万リットルの原油が使われているそうです。レジ袋10枚をつくるために使われる原油は、牛乳ビン1本分にもなるそうです。

※区内で使用される 年間のレジ袋総数 1億6,900万枚
※年間の1人あたりレジ袋使用枚数  340枚


 このままレジ袋をもらい過ぎると、便利さと引き換えに環境がどんどん悪くなっていきます。ごみの減量と資源を有効活用するためにも、できるかぎりマイバック持参で、買い物に行くようにしたいですね。

 ただ、通勤用のバックと買い物用のバックの両方を持って、仕事に行くのは、とても不便。そこで活躍してくれるのが、レジ袋の再利用

 まずは、台所の隅にたまっているレジ袋を有効活用しましょう♪

 持ち運びに便利なレジ袋のたたみ方と整理方法をアップしました。参考にしてみてくださいね。 


レジ袋のたたみ方と整理方法
レジ(スーパーの)袋は、しわを伸ばし、Aの点線にそって半分に折ります。


Bの点線にそって、さらに半分に折ります。小さめのレジ袋の場合は、折らなくてもいいです。

端をCの点線にそって三角に折ります。


さらに、Dの点線にそって三角に折ります。三角に折る作業を繰り返します。

Eの部分をFの部分にたたみ入れ、出来上がりです。

コンパクトで軽く、見た目もキレイで、持ち運びにも便利です。かばんに常備しておくと、重宝します。

ティッシュの空箱などに入れて、引き出しに収納すると、かさばらなくて便利です。
はじめは、上手くできなくても、2、3回していくうちに慣れると思います。

レジ袋税はどこへ行く?

 去年(2000年)、うちの区がスーパーなどのレジ袋に対して一袋5円のレジ袋税(仮称)を課す方針を打ち出しました。詳しい詳細は、日記ダイジェストにアップしていますので、ご覧ください。
(→日記ダイジェスト「レジ袋税」はどこへ行く・・・?) 

追記

 上のデータは、杉並区の報道発表(広報発表)数値をもとに書いたものです。悪しからずご了承ください。

 というのは、今回、レジ袋税の条例審議にあたって、このデータを精密にチェックしてみたところ、このデータには、ちょっと曖昧なところがあって、データの信憑性に少し疑問が出てきたのです。

 レジ袋の年間排出量1700トンを年間使用枚数1億6900万枚で割ると、レジ袋一枚あたり10gになります。

   1,700,000,000g ÷ 169,000,000枚 = 約10g

 でも、いろいろな大きさのレジ袋を調べてみたのですが、10gを超えるレジ袋が実際に使用されることは、そう多くないのですが・・・

 この件は、うちのだんなさまも、いま議会で追及中。うちの区は、この計算式に使われた第一次データが古いことを認め、目下、審議継続中です。曖昧にしてはいけないことだと思うので、また追って報告します。
(2001年11月10日追記)

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