▼お好み焼き▼
 お好み焼きという名称は、全国的に親しまれていますが、地域によって、さまざまな呼び方があり、作り方も具も異なっています。

 私のお気に入りの具は、「納豆」です、ねばねば感が消え、普通に食べるより甘くなっておいしいです。




■ 材料(2人分)
キャベツ 200g
豚バラ肉 80g
コーン 10g
天かす 20g
紅生姜 適宜
青ねぎ 5g
2個
山芋 大さじ2
小麦粉 150g
青のり 適宜
かつお節 適宜
だし汁 150cc
ソース・マヨネーズ
つくり方
キャベツを粗めにみじん切りにします。青ねぎは細めの小口切りにします。
山芋をすり鉢、なければ、おろし金でおろします。(すり鉢でおろす方が細かくなります。)
3 小麦粉と溶き卵とすりおろした山芋を良く混ぜ合わせ、出し汁で少しずつ伸ばしていきます。
4 3の生地に、キャベツと紅生姜と青ねぎとコーンと天かすを入れ、すばやくかき混ぜます。(長く混ぜすぎると、ふわっと焼き上がらないので注意しましょう。)
5 中火でよく熱した鉄板(フライパンまたはホットプレート)に、生地をおき、豚バラ肉をのせます。
6 5をへらでひっくり返します。丸く形を整えながら、軽く押え、中までじっくり火を通します。
7 こんがりときつね色に焼けたら、再びひっくり返し、豚肉がのった方を上にします。
8 お好みで、マヨネーズ、ソースをつけます。
さらに、お好みで、かつおぶしと青のりをふりかけ、できあがりです。
 学生時代、学校の帰り、寄り道して食べるお好み焼きが好きでした。その時の気分で自分の好きな具を選んで食べられるし、なにより友だちとわいわい話をしながら焼いて食べるのが楽しかったです。

 今では、お好み焼きという名称は、全国的に親しまれていますが、地域によって、さまざまな呼び方があり、作り方も具も異なっています。広島の「広島焼」、東京の「もんじゃ焼き」、仙台の「どんどん焼き」、京都の「べた焼き」などがありますが、熊本では、たくあん入りのお好み焼きがあるそうです。

 このお好み焼きの足跡をたどっていくと、なんとあの茶道の千利休へと行き着きました。もっとも千利休の時代には、現代風のお好み焼きではなく、お茶菓子として食したとされている「麩(ふ)の焼き」と呼ばれるものでした。

 そしてこの「麩の焼き」が元になり、江戸時代には「文字焼き」、明治時代には「一銭洋食」と姿を変え、暮らしが豊かになるとともに、いろんな具が入れられるようになり、お好み焼きは誕生しました。

 ところで、商業統計表よると、東北地方には、お好み焼きのお店が、あまりありません。米所(こめどころ)であるため、粉物食であるお好み焼きに馴染めなかったからと聞きましたが、実際のところは、どうなのでしょうか?


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