:::「今日のみゆき」は、妻みゆきの日記です:::

【2004年10月版】 政治家妻みゆき

9/28
 うちの区で学校統合のたたき台(第一弾)が、教育委員会から議会に報告されました。はじめての学校統廃合となる計画だけに、今後、反響が大きくなると予想されています。

写真は廃校対象ではなく、統合先の一つです  ちなみに、第一弾のたたき台における統合対象校は2校でした。

 小学校1校(統合予定時期:平成22年4月/実質的には平成20年の可能性も)と、中学校1校(統合予定時期:平成20年4月)となっています。いずれも、昭和30年代の建物で、統合予定時期には築50年前後に達します。

    

 ただき台は、こうした建物の老朽化といった理由のほか、周辺地域における用途地域の現状(今後の人口増減予測)や、改築後に確保できる校地・校舎・運動場の面積(文科省の基準を参考)などを参考に選定されています。今後激しい議論が始まるだろうな・・・

 この資料には「このたたき台は、学校関係者との意見交換や、その後の区民意見の提出手続のために作成したもので、区の計画として決定されたものではありません」と大きく書かれていたのが印象的でした。共産党さんなどが派手な反対運動をするからかなぁ。
9/26
 道路工事の優先順位って、どうやって決まっているか、知っていますか?

 うちの区では、高度成長時代の1960年代に(昭和30年代後半〜昭和40年代にかけて)
大量の道路舗装が進められました。

 さすがに、それから約40年近くを経過すると、老朽化もするし、あちらこちらの道路の改修や路面改良に迫られるようになります。
道路工事現場 (写真は路面改良工事ではないです)

 うちの区でも、一説によると、老朽化への対応として、毎年約7万uの路面改良が必要になっているのだそうですが(単純計算なので本当かどうかは定かではありません)、決算書をみても、ここのところ毎年約4万u前後の路面改良工事を実施しています。

 毎年の必要量7万uに対して、実施量は4万u。それでは、その優先順位はどんなふうに決められているのか・・・大きな工事以外は、議会の個別承認をとらなくても実施できるので、とっても興味深い部分の一つでもあります。

 ところが、これがなかなか闇に包まれているようで(行政の裁量で決まるそうです)・・・「これをしっかり透明化する必要がある」と、うちのひとも議会で話題にしているのですが、なんだか先行きは不透明みたいな感じです。

    

 たしかに、騒音や振動対策だけではなくて、都市型洪水・雨水管理・ヒートアイランド対策という部分でも、道路はきちんと維持管理はしていかなくちゃいけないと思います。

 でも、道路工事って、とにかく評判が悪いんですよね。

 最近は、道路工事の集約化が進められている影響もあるのか、あまり聞かなくなったけど、うちのだんなさまが議員に初当選した頃は、よくメールで「なぜ、あそこで工事しているのか」「うるさくて困る」「無駄な公共事業だ」といったクレームをよくいただきました。

 国土交通省は、11月にも東京23区内の主要国道を対象に「路上工事の不人気投票」を実施することにしたそうです。道路工事の透明化は、まだまだ始まったばかりの課題です。
9/24
学校の片隅で  うちの区で、ゆびとま方式(このゆびとまれ方式)という教師の募集制度が創設(というより実際には制度が明確化・透明化)されることが広く報道されました。


 公表された「ゆびとま方式」は、校長が求める教師像を公表し、それに基づいて教師がその学校への勤務を申し込む方式。都教委の範囲だけの異動ではあるけれど、教師版の公募FA制度のようなものです。

 この方式を導入することで、先生方の意欲を引き出し、学校の活性化につなげよう・・・というわけですね。

 公立小中学校は、いちおう区市町村立ではあるけれど、先生方の人事権は、都道府県の権限になっています。だから、人事面では必ずしも区市町村や学校の「現場の声」が、ダイレクトに届く仕組みが保証されてきたわけではありませんでした。

 もちろん、たまたま良き「つて」のある校長先生の場合は、上手に人材を集められる場合もあったみたい。でも、実際には評判の良い先生を受け入れるためには、評判の悪い先生も同時に受け入れないといけない場合もあったり、その人事は不透明でした。

 いま、うちの区では、今までにない「地域運営学校」の設立(保護者や地域住民が学校づくりに参加する新しいタイプの学校の設立)をめざして、準備が進められています。そして、その目標達成のためには、今までとは違う人事制度が必要になっています。

 「ゆびとま方式」のような公募FA制は、きっと新しい学校づくりの追い風になると思うし、期待しています♪ただ、校長先生が、定年直前の「一丁上がり!のポスト」になってしまっている現状も変えないと、全体的にはあまり効果が出ないような気もするんですよね・・・。

 そういえば、40代の校長先生って、いったい何人存在しているんだろう・・・?
9/22
 議員の経費のあり方について、最近シビアな報道が目立つようになってきました。

 国会議員の場合は、立法事務費、文書交通費(以上政務調査経費)、特殊乗車券1人分(JRフリーパスor数枚の往復航空券)、費用弁償、秘書人件費、政党助成金などが定額で支給されます。なお、地方議員の場合は、このうち政務調査費と費用弁償が経費として支給されるケースが多いです(ただし、規模や地域によってかなり違いがあります)。

 これらは、多くの場合、使途が非公開で領収書の提出も不要になっています。要するに、警察の捜査費などと同じで、情報源の秘匿が必要な場合や、一定期間の間秘密を要する政務・調査活動などがあるとの判断みたいなのですが、残念ながら、政治不信が激しいだけに、それではほとんど納得されない時代になっていると思います。

   

 実際、キャバレーに行った時の飲食費を経費で落としていたとか、新年会などの飲食費を経費で落としていた議員さんの存在が社会的に話題になったことがあります。個人的には、そんなことに経費を回せる資金的余裕があるのが、とっても不思議なんだけど・・・

 ちなみに、うちの区では何に使ったのか日々の出納簿が公開されています。もちろん、監査や決算審議の対象でもあるけれど、費用弁償のあり方とともに、見直し圧力の強いテーマのひとつです。うちのひとも、まずは費用弁償から改善を迫っているけれど、そろそろ何かしらの答えが出てこないものかなぁ。
9/20
 今日は「敬老の日」です(→9月10日の日記へ)。テレビも新聞もプロ野球(史上初のストライキ)のニュースばかりで、全く話題にされていないですけどね・・・

 ところで、敬老の日だけでなく、「老人の日」というのもあります。知ってました?

 こちらはお休みではないのだけど、旧敬老の日の9月15日を記念してつくられました。敬老の日を移動させるときに、当時の全国老人クラブ連合会が反対運動をした結果つくられました。ちなみに、「老人の日」から1週間が老人週間です(21日まで)。老人週間は、都立公園や美術館など、65歳以上の方だけが無料で利用できる施設が増えます。

 それに比べると、「勤労感謝の日」は、なんにもない日ですね。老人週間が無料なら、勤労感謝の日の1日くらい、全勤労者を入場無料にしてもいいような気がするんだけどなぁ。
9/18
 また23区内で贈収賄事件が発生してしまいました。

 荒川区長が収賄容疑で逮捕(庁舎管理業務の指名で有利な取り計らいをした見返りとして業者から現金を受け取った容疑で逮捕)されたそうなのです。

 今年に入って、荒川区は助役も逮捕されたし(→5月28日の日記へ)、これでトップが2人とも不在になってしまいました・・・荒川区役所は荒川の水より濁っていたみたいです。

 でも、これを機会に、お役所仕事(公共事業)を牛耳ってきた政治家&お役人さまとその仲間たちのリストラが一気に進むかもしれません。

    

 不透明な契約・入札制度の改善は、うちのひとが最も強い関心を持って臨んでいるテーマなので、よく話も聞くんだけど、それにしても本当に不思議なことばかりです。

 お役所施設の建物総合管理業務にしても、長きにわたって同じ業者さんが請け負っていることが多い仕事なので、いろんな噂話を耳にすることも。23区内では今年目黒区でも同種の事件で逮捕者が出ています(区長さんも自殺)。

 うちの区でも、その昔は、毎年ほぼ同じ業者さんがほぼ同じ価格で請け負っていました。入札改革を進めることで最近は改善され、透明性・競争性が確保されてきましたが・・・

 ちなみに、今回、贈賄容疑で逮捕された方の会社は、うちの区の入札に参加してる業者さんでもあります。うちの区に対しては何もないと思いますが、心しないといけないですね。
9/16
 最近、中国の経済成長の影響で、業績が伸びている企業も少なくないようです。

 日常生活を送る上でも、100円ショップの商品などで中国との関係の深さを実感します。うちで利用している食器類も、100円ショップのお世話になっています♪
 日本から中国への輸出も増加中。

 これまで中国への輸出品と言えば、電気機器などが多かったけれど、最近では「古紙」など資源類の需要も増えています。日本国内における古紙の値段が上昇する大きな要因になっています。
 一昔前、古紙リサイクル(古紙回収)は、あまりお金にならなかったけれど、いまでは大人気です。だから、「古紙」抜き取り行為(窃盗)が多発しているわけですね・・・

    

 各地の町会・自治会や行政が資源リサイクルの一環として独自に実施している資源回収に出された資源を盗んでいってしまう事件が続いています。

 回収をお願いした業者さんに現場に来ていただくための経費を考えると、その損害は決して小さくないです。

 うちの区の現状については、7月28日の日記にも書いたのだけど、最も大きな問題は、市況が悪くなると採算が合わなくなることもあって、リサイクルが低調になってしまうこと。安全なゴミ処理のあり方とともに、長く悩まされてきた問題です。

 本当は、市場原理だけで解決できればいいのだけど、環境問題を考えると、市況が悪くなったらリサイクルが進まなくなる、ということでは困るわけで・・・

 低コストで、しかも市況に関わらず安定的にリサイクル事業を維持していく方法を模索するのは簡単ではないと思うけど、今のままというわけにはいかないですよね。
9/14
電話  最近、電話で「区役所税務課」を名乗り、家族構成や職業の有無等の個人情報を聞き出す事件が発生したそうです。

 でも、うちの区には、税務課なんて名称の組織はないんですよね・・・

 逆探知ができるようになって、イタズラ電話がなくなってきただけに、驚きました。

 でも、そもそもお役所が電話で家族構成や生年月日などを電話で聞くことはありません。だって、お役所の中で住民票情報や納税情報を確認すれば、わかることですよね。
9/12
 秋は、来年度予算に向けて前年度の決算を審議する大事な期間です。関係者のみなさんは、夏からその準備に大わらわです。

 行政も、単年度予算主義の弊害を超えて、もう一段進んだ成果思考を重視した行政を運営・経営していくことが求められる時代になりました。だから、最近では行政評価や事務事業評価など、お役所仕事に成績表やランキングをつける運動も盛んですよね。

 しっかり前年度のおさらいをしたうえで、それを次年度に活かしていくことは、自分たちが思っている以上に大事なことだと思うんです。全体的な決算を踏まえないで予算を考えるようになると、つい我田引水的な予算分捕り合戦に熱を上げるようになってしまいます。

    

 でも、うちの区では、数年前から決算審議の時間を大きく短縮してしまいました(審議時間が議員一人あたり約48分相当に)。なんでも「審議の効率化」が目的らしいです。

 秋の冠婚葬祭ラッシュで多忙なシーズンだから仕方ないのかなぁ。たしかに、主義主張の違う人の話を長く聞かされるのは苦痛かもしれないけど、でも、もっと他のことで効率化できる点はたくさんあるはずなんだけどなぁ。費用弁償とか費用弁償とか費用弁償とか。

 決算については、「少なくとも短期集中審議をやめることで負担を平準化することができるはずなのに・・・」と、うちのひとも、公式審議の時間短縮に、なんだか納得いかないみたい。こうやって公の大事な議論が、どんどん水面下に潜んでいくのかな。
9/10
 まもなく敬老の日。各地で長寿を祝う「敬老会」などが実施されています。とくに節目の年齢の方には、特別なお祝い(記念品などの贈呈)が行われています。たとえば、うちの区の場合でいうと、100歳以上、半寿(81歳)、75歳の方々に特別なお祝いをしています。

 「半寿」というのは、「天寿」の半分の年回りだそうです。「天寿をまっとうする」の天寿とは、162歳のこと。その半分の年齢にあたる81歳が半寿で、要するに「まだ人生の半分なのだから、これからも長生きしてください」という趣旨みたいですね。

    

 実は、うちの区では、数年前まで半寿顕彰ではなく、75歳顕彰を行っていました。でも、高齢化の進行と財政難には勝てず、半寿の時に変更した・・・というのが事情通の見方だったのだけど、去年から81歳だけでなく、75歳への記念品贈呈も再復活したんですよね。

 ところで、その記念品は・・・保険証入れとか、防犯ブザー付ライトとか、マイバックとか・・・あとは冠二郎さんの歌謡ショー。こんなの要らないって声もあるけれど、いかがなものでしょう?
9/8
 写真は、伊豆半島。映画の大ヒットで、原作小説の売り上げが300万部を超え、テレビドラマ化された「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地の一コマです。

 このエリアは、うちの区の南伊豆健康学園が存在している地域でもあります。

 健康学園とは、肥満・ぜんそく・偏食・虚弱・アレルギーなどの悩みを抱える小学生のための全寮制の小学校。東京23区独特の小学校(分校)で、都会に住む子どもの健康回復と体力アップを図ることを目的に各区が独自に設置してきたものです。

伊豆の空  ドラマをご覧の方ならわかると思いますが、この地域は風光明媚で、自然環境の豊かな地域です。健康学園の立地も、温泉保養地にして、目の前が海(海水浴場)だったりします。

 しかし、多くの区に設置されていた健康学園も、今ではすっかり数が少なくなりました。うちの区でも、長く存廃が議論されています。

 その理由は、(1)少子化で大幅に欠員が生じている、(2)施設の老朽化、(3)偏食や肥満などの改善に転地療養は必要か、(4)維持費が子ども一人あたり約1,000万円にもなっている(通常の公立校は約100万円)・・・などといったものです。

 たしかに、今のままの施設では、今後の展望はありません。また、設置目的が「身体虚弱な児童を収容」する施設というのでは、まるで病院(入院)扱いなんですよね。

 そこで、構造改革特区の制度を活用(民間活力を導入)して従来にない「新しいタイプの学校」などに転換することができれば・・・というのが、うちのひとの数年来の提案でした。
 うちの区でも、その線に沿って、これまで5回にわたって、構造改革特区の提案(申請)を行ってきました。

 でも、省庁の抵抗は強く、実現の目途は立たないまま。もう何年も宙ぶらりんな状態が続いています。
なまこ壁風
    

 さて、「世界の中心で、愛をさけぶ」(以下セカチュー)といえば、風光明媚な田舎の高校生が、同窓生(恋人)を白血病で亡くす・・・というお話です。そして、主人公が、その「想い出」を清算するのに17年もかかってしまうことが涙を誘う、せつないラブストーリーです。

 うちのひとも、17年前はセカチューに出てくるような光景の学校に通っていました。同じように17年前には高校生だったし、高校時代に同窓生を亡くしているのも同じです。だから、こういう学校の存在に一種の「ノスタルジー」を感じているところがあるかもしれません。

西伊豆の風景  でも、ノスタルジーで現実を動すことは難しいということも事実です。今のまま維持できなくなっている「現実」がある以上、他の方法を模索するしかない段階なんだろうな、と思います。

 東京23区内の学校統廃合もまた同じことだと思います。でも、セカチューの主人公が「現実」を受け入れるのに17年もかかったように、実際には理屈はわかっていても、複雑な思いはなかなか消えないかもしれません。
9/6
 うちの区では、「自治基本条例」が制定されてからというもの、数多くのパブリック・コメント(区民意見の提出手続き)が実施されるようになっています。

 パブリック・コメントとは、条例や計画など政策決定にあたって広く意見を求め、それを参考にしていくとともに、後日寄せられた意見に対する考え方を公表していく手続です。

 8月は、各種行政計画(→8月9日の日記へ)、安全美化条例の改正(行政代執行制度→8月20日の日記へ)などについて実施されました。9月も、ごみ半減プラン、補助金適正化方針、小中学校の通学区域の変更などについて、パブリック・コメントが実施されます。

    

 ただ、せっかくの制度も、「意見提出期間が短い」とか「課題が抽象的なテーマの場合は分かりにくい」とか「部外者には与えられた資料だけで理解できない」とか、いろんな意見が出ています。なかなか痛いところを突かれてしまっているみたいです。
9/4
 下の写真は、新設された すぎなみ環境賞のポスターです。

 テーマは過剰包装ということなのだけど、「着すぎ 巻きすぎ 包みすぎ」を上手に表現してますよね。

  その表彰対象は・・・

  1. はだか売りや量り売り、包装の簡素化など、過剰包装の抑制などに取り組んでいる環境意識の高い事業者には「環境にやさしい事業者」として表彰

  2. 環境にやさしい包装技術開発や簡易包装などで環境に配慮した商品には「薄着賞」
すぎなみ環境賞
  1. 過大な包装や多重包装により中身に対して無駄な部分が多い商品には「厚着賞」

  2. ごみを減量するための優れた工夫やアイデアには「ごみ減量アイデア賞」

  3. 将来性や発展性のあるごみ減量のための活動には「ごみ減量活動奨励賞」

 注目は、3の厚着賞(あつぎしょう)。こんな賞をもらってしまうと、企業イメージのダウンにつながってしまいます。きっとインパクトもあるだろうけど、「逆ギレ」されなきゃいいけどな・・・

 環境問題の深刻化で、日本の「ラッピング文化」も曲がり角に差しかかっています。これまで無料のサービス(過剰包装)に慣れてしまっているだけに、強い抵抗も出てくるだろうけど、そんな「逆ギレ」も、乗り越えないといけない壁なのかもしれません。
9/2
 最近、食料品の原材料欄が、従来より大きく目立つようになりました。その冒頭には、お決まりのように「遺伝子組み換えは使っていません」と書かれています。

 それだけ「食」に対する関心が高まっているのかもしれないですね。遺伝子組み換え食品(作物)に関するニュースの取扱いも、昔に比べたら、すっかり大きくなりました。

     

 遺伝子組み換えのメリットとしては、農薬不要になったり、安価で安定的に収穫できることなどがあります。特定の害虫に対して殺虫効果があるトウモロコシや、芽の生えにくいジャガイモなどが有名ですよね。
 ただ、歴史が浅いだけに「安全性に疑問」という声も強く、使用した場合の表示義務のほか、しっかり区別して作付けすることが必要との意見が現在の大勢です。うちの区でも、議会の全会一致で、各関係機関に意見書を提出したことがありました。

     

 遺伝子組み換え作物については、北海道庁が屋外栽培を全面禁止する指針を定めたり、滋賀県庁が商業目的で栽培することを自粛するよう要請したりしています。

 たしかに、屋外栽培の場合、風に飛ばされて周辺作物と想定外の品種交雑が発生する可能性は否定できないし、メリットとは別に他の良品種の「種子の保存」という意味で、これまで以上にきちんとした管理が必要ですよね。


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