:::「今日のみゆき」は、妻みゆきの日記です:::

【2003年6月版】 政治家妻みゆき

6/29
 うちの区で、今年9月1日から、インターネットや電話等を利用して公共施設の予約申込ができるようになります。

 人気のある施設は、予約開始時刻になると、いつも窓口が混雑していたので、少し便利になります。

 ただ、利用するには、あらかじめ利用登録カードを作っておかないといけません。

 でも、宗教や政治的な活動の場合はカードを作ることができないことになっているので・・・要するにネットで利用登録することができないままになってしまいます。

 ということで、私たちの活動の場合は、ちっとも便利にならないんですよね。

 「政治」っていうだけで扱いが悪くなるなんて・・・ネット予約くらい認めてくれてもいいと思うんだけどなぁ。これは法律に抵触しないと思うんだけど?

 いままで活動報告や打ち合わせをする場所として、こうした施設を利用していたのですが、議員活動や政治活動となると、公的には制約だらけで、いつも扱いは蚊帳の外。割引料金が適用されないのは仕方ないけど、今回のことは本当に腑に落ちないです。

 政治や議員活動であっても、ネットでの予約手続ができるようにしてほしいよぉ。(T_T)
6/28
 先日の入湯税の話のつづき。改めて「税金」って何なんだろう?

 これまでは、うちの区内に温泉施設がなかったので、まったく興味のない税金だったけど、調べてみると、本当に不思議な税金でした。

 東京の場合、施設の利用料金が1,200円以下の場合は、入湯税がかからないのだそうです。税額と温泉の効能や質とは無関係で、とにかく「1,200円」が基準だそうです。

 うちの区内で「天然温泉」と称する施設ができているのですが(5/29オープン。審査のときはスポーツクラブ内の温泉浴槽という程度のものだったみたいだけど)、それでも入浴料金が1,200円以下に設定されているので、入湯税はかからない・・・のだそうです。

     

 入湯税は、法律に規定があるとはいえ、実際には各自治体の判断で詳細を決めることができる税金。だから、自治体によって税額などに差もあるし、せっかくの機会なので温泉ブームの裏で、各地の議会ではどんな議論が行われているか調べてみたいと思います♪
6/26
 うちの区がアーレフ(旧オウム真理教)信者の転入届の受理を拒否していた件は、ついに敗訴が確定しました。

 うちの区の隣の世田谷区では、勝ち目がないと見て、以前から転入届を受理してはいるのですが、同時に新しい条例をつくって対応を強化しています(反対運動に補助金を支出するなど)。うちの区でも、新条例や新法の制定を求める声が高まっていきそうです。

 誰しも居住・移転の自由(憲法22条)があるし、うかつなことは言えないけど、それは、あくまで「公共の福祉に反しない限り」ということなので・・・違法なことや、まわりの迷惑になるような派手な「集団示威活動」はしないようにしてほしいと思います。m(__)m
6/23
 近年、結婚や養子縁組など本人が知らない間に届出されていたという事件が全国的に発生しています。考えてもみたら、今までは本人確認もされないまま届出できたんだから、そういう事件が起こらない方が不思議だったんですよね。

 でも、戸籍には、仮にそれが間違った記載であっても、一生記録が残ってしまいます。

 うちのだんなさまも、以前からかなり問題にしていて、身分証明証による本人確認を徹底するよう主張していたのだけど、ずっと実現しないままになっていました。

 それが再選後の今回や〜っと実現することになって喜んでいたのですが・・・


 驚いたのは、本人確認の方法!!

 本人名義のキャッシュカードや病院の診察券でもokにするんだそうです。

 それって、住所書いてないし、本人確認にならないよ?(-_-;) 

 こういうのは個人情報を守っているとは言えないと思うんだけどなぁ。そんなことだから、住基ネットから離脱してても、パフォーマンスだっていわれちゃうんだよね・・・

 うちの区は、写真付きの身分証明証を持っていない人のために、去年から「写真付きの区民証」を発行し始めています。それで対応しようよ・・・ (→2002/10/9の日記へ)
6/21
 うちの区内にある高速道路建設計画といえば、外環道(東京外郭環状道路)の延伸。首都圏の渋滞解消を目的に、関越道(大泉)から東名高速(東京・用賀)を結ぶ計画です。

 何十年も計画が凍結されたままだっただけに、地元の反応もさまざま。最近は、インターチェンジ建設の是非に注目が集まっています。

 道路公団民営化のゆくえもわからないし、地元負担がいくらになるかも、全然わからないし、とにかくハッキリしないことだらけ。賛成するにしても、反対するにしても、信用できるデータをもとに議論しないと、ただの感情論になるのだけど、なんとかならないのかなぁ。
6/20
 突然に国債の売り注文が殺到するという事件が発生しました。その結果、
長期金利が急上昇。借金まみれの日本には、影響の心配なニュースでした。

 まだそんなニュースが耳に入っていなかった頃、うちのだんなさまは、議会で、「いつまでも低金利は続かない」「このまま国債や地方債が乱発されたら、いつハイパーインフレになっても不思議じゃない」と言って、赤字債に頼った財政運営を強く批判していました。

 お役人さまの答弁は、のん気な感じのもので、昨日は、それに加えて、お役人さまにしては珍しく、ギャグのようなイヤミのような笑いをとっていました。あまり現実味がないと思っていたみたいですね。

    

 でも、そんな発言の後に、なんだか示し合わせたかのように(もちろん、そんなわけはないけれど)、「長期金利急上昇(国債価格急落)」っていうニュースが入ってきました。

 私も、うちのひとも、これまで言霊(コトダマ)なんて信じたことがなかったのだけど、さすがに今回はドキッとしました。

 もちろん、すぐにクラッシュが来るとまでは思わないけど、でも、日本は、国債と地方債だけでも、もう700兆円も負債を抱えているわけで・・・


 ←国債バブルを警戒する報道記事(朝日新聞)

 今日はなんとか元の水準に戻ってきたけれど、冗談を言って笑っていられる段階は、とっくに過ぎちゃっていることを痛感させられる一両日でした。

 経済有事に備えて真剣な危機管理をしておくことが必要だと思うんだけど、それは「費用対効果の問題」というのが、うちの区のお役人さまの回答。あとで「平和ボケ」っていわれなきゃいいんだけど。なんだか不安になってきました。

 国債や地方債を乱発している当事者の意識は、こんな感じです。個人がしっかりしないと、日本は本当に沈没してしまうかもしれません。
6/17
 今年になって都心に大型の温泉施設が相次いでオープンしています。

 温泉にかかる入湯税(1人1日150円)は、市町村税なので、実は各地の議員さんも、その行方は興味津々・・・のはず。 うちの区にはまだ温泉がないので関係ないけど・・・

 お台場の「大江戸温泉物語」、東京ドームシティの「Spa LaQua(スパ ラクーア)」、今月末オープンの豊島園「庭の湯」。各自治体も、いい税収になるんだろうなぁ。

   

 うちの区の浴場組合のホームページが開設されました。

 混んでいる最新型の温泉施設もいいけれど、近くの銭湯でゆっくりするもいいですよね♪ 最近はカラオケのある銭湯もあったり、なかなか充実しています。

 ちなみに、銭湯の入浴料金は、各都道府県で決められていて、東京は400円。一番安いのは沖縄で200円(洗髪料別30円)です。

 そこで、クイズ♪ Q:いまから40年前(昭和38年)の東京の銭湯の入浴料金は、いったい いくらだったでしょう?正解はこちらをクリック
6/15
 うちの区に新たに危機管理室という組織が設置されることになりました。

 改選後の組織改編のポイントで、「区民生活の安全の確保に責任を持つ区が迅速で的確な対応を行える体制を、平常時から構築しておくこと」が目的とのこと。近く防災関係の組織が再編されることになる見込になっています。

    

 これから歩きたばこ問題への取り組みも本格化していくし、今年は「安全」をテーマにした取り組みが目白押し。すでに放置自転車の取り締まりも、かなり強化されています。

 すでに窮屈さを感じる人も出ているみたい。ほとんどは個人のマナーの問題なのだけど、ほんのちょっとの乱れも、放置しておくと連鎖反応を起こすので、気が抜けません。みんながルールを守ってくれれば、それだけ税負担やコストもかからなくなるはずなんだけど・・・

 さて、この時期の「安全」対策というと食中毒。SARSも注意が必要だけど、実は毎日の食卓の方が心配。とくに、まな板は、毎日きれいに洗って、消毒しておきましょうね。
6/13
レジ袋削減運動の新ポスター  うちの区に掲示中のレジ袋削減運動の新しいポスターです。

 いままでずっと紹介していたのに、どうして新しいポスターは紹介しないの?と言われてしまったので、アップしました。

 今度のポスターは、うちの区内に住居跡のある与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」をもじってつくられた作品。今回も女子美術大学の有志のみなさんのご協力によるものです♪

 個人的にはお気に入りのポスターなんだけど、何枚新しいポスターをつくっても、レジ袋をはじめ容器・包装の過剰使用は、あいかわらずで・・・

 実施されないままのレジ袋税。もう実施する可能性はゼロというのが事情通の見方なのだけど、実施しないならしないで、別の対策を真剣に考えないといけないですよね。
6/11
 うちのだんなさまの祖母の納骨を終えたときのこと。

 改めて確認してみたら、それまで名前も知らなかったような、未知の政治家のみなさんから複数の弔電が来ていることに気がつきました。

 もちろん、うちのだんなさまの関係でやってきた弔電というわけではありません。おくやみのあった全世帯に自動的に打電されているもののようでした。

 うちのだんなさまの選挙期間中だっただけに、私たちはそんなことに全然気がつかなかったのだけど・・・なかには大物の名前もあって、本当に驚きました。

 見ず知らずの家にまで、せっせと弔電を打つのは、本当にたいへんだと思います。また、そのためにかかる費用だって、たいへんです。「カネのかかる政治」の典型ですよね・・・・

 本来はモラルの問題だけど、祝電や弔電も制限していかないといつまでも変わらないとしたら、悲しいです。
6/10
 祖母の四十九日が終わりました。この間、せっかく当選のお祝いしたいと申し出てくださったみなさん、本当にごめんなさい。今日からまた夫婦二人三脚でまた頑張ります。
6/5
 総務省が「知事や長に住基ネットの不参加を決める権限はない」っていう見解を打ち出してきました。

@niftyからオススメに選ばれたときに頂いたvippieちゃん♪  あれ?それだと、横浜方式(個人が選択する方式)は、どうなるんだろう・・・?あれは、総務省もしぶしぶ認めていたはずだけど・・・

 そう思っていたら、「不正アクセスの兆候を見つけた時など一時的に接続しないことはあり得るものの、独自に解釈して住基ネットに参加しないことはできない」というのが答みたいです。なるほど。


 不正アクセスの「兆候」を見つけた時って、どこまでの範囲を言うんだろう?なんだか範が曖昧な感じだし、これも争いになりそうですね。(^_^;)

 お役人さま性悪説に立つと、常に不正アクセスの兆候がある、ということになっちゃうような気もするし。でも、それだと何時になってもネットに参加できないことになるし・・・・新たに横浜方式の導入を狙っているうちの区の本格稼働まで今後3ヶ月の動向に注目です♪
6/3

 東京都がインターネットによる情報公開システムをスタートさせました。お役所が管理している公文書の検索と情報公開請求をインターネット経由で行うことができます♪


東京都情報公開システム
 検索できる公文書は、平成14年4月以降に東京都の文書管理システム等で登録された文書。事前に利用者IDを取得する必要があるけれど、検索だけなら無料なので、便利になりましたね。


 でも・・・残念だけど、まだ結果をメールで送ってもらうことはできません。


 決定通知は郵送、公開情報は窓口に行って見るか、郵送で送ってもらうしかありません。先進的な自治体では、もう何年も前にメールokなのに、ちょっと残念です。(といっても、うちの区より一歩進んだ取り組みではあるので、贅沢は言えないのだけど)


 さて、うちの区でも、お役所中では似たような文書管理システムが稼働になっています。

 せっかく導入したシステムだし、早く一般区民にも還元してほしいと思うのだけど・・・でも、うちのだんなさまに聞いても、現状では議員ですら「蚊帳の外」の扱いだそうで・・・・
6/1
 6月です。今月から、国の規制緩和(法改正)のおかげで、うちの区でも、コンビニで国民健康保険料が払えるようになりました。

 数年前から水道料金をコンビニで払える地域が続出していたけど、今回は、その第二弾。経済低迷で未納者が増え、なかなか払ってもらえなくなって出てきた「奥の手」なのだけど・・・

 払い忘れで延滞料を請求されるくらいなら、コンビニで早朝・夜間・土日に払ったほうがオトクということで、これも利用者は多そうです。なんとか滞納者が減ってくれればいいのだけれど、それでも、今回のシステムを導入した区の費用対効果はどうなるかなぁ・・・?

    


 参考までに、健康保険料は、各自の課税所得に応じて保険料が決まっています。ということは、請求金額を見れば、その人のだいたいの所得がわかってしまうことになります。

住基ネット離脱中の杉並区  健康保険料の金額や番号なども、立派なプライバシー。だから、バイトで働いているコンビニの店員さんにも、取り扱いには注意してもらわないといけないところなんだけど、そのあたりはあんまり話題になりませんよね・・・どうしてなんだろう?

 情報漏洩というと住基ネットばかりが話題になるけれど、情報はもっと身近なところから漏れている気がするのですが・・・?

 人が悪さをするのか、ネットワークが悪さをするのか、各自が冷静に考えたうえで、対応を考えていかないといけない時代になったのでしょうね。


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